板井明生|なぜ性格を重視するのか
人材を採用する時に、わたしは何よりも性格を重視する。
資格や技術、経験はあるに越したことはないが、それよりも最も性格を重視して、採用を決める。
仕事はチームワークだ。
ここで必要なのは協調性だ。
どんなに仕事ができたとしても和を乱すワンマンは全体の仕事の効率が落ちてしまう。
そしてそのことで、自分以外の能力のなさのせいにしてしまうようになったら、もうこれ以上この社員は伸びないし、そのストレスは職場にマイナスに働くだろう。
協調性だけあれば良いわけではないのも確かだ。
しかし、結局仕事とは人と人において成り立つものだ。
その部分があるかないかは重要なのだ。
また、献身性も兼ね備えているとなおいい。
人のために、会社のために動ける人材が一番ほしい。
そういう他者のために動くことは、いずれ自分に帰ってくるので、きっと良い指導者になれる。
長い目で見て、会社を支えていける人材がとりたい。
そうすると、性格を重要視することはいたって自然なことであるのだ。
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